2009年01月08日
エクシングワールド 2
今回は、エクシングワールドが本当に実現するのかどうか、というポイントで考察してみます。
結論から先に申し上げますと、これは十分実現できると思うのです。
Takamasaさんのブログにパンフレットが写っておりますが、これがヒントになりました。
セカンドライフとエクシングワールドとの比較のページにいくつかのキーがあります。
まずSLでは、「ユーザーがアクセスしていないときは街が閑散」とあるのに対して、
エクシングでは「自動歩行機能で街はいつも人で(溢れている?)」とあります。(カッコ部分は画面で切れているために推測)
街にいる人が多くても少なくても、インしている通りの条件でアバターを街に反映するほうが技術的には高度なはずです。
閑散な時は閑散、混んでいるときは混んでる、歩いている人に話しかければ返事が返ってくる、そんなSLの通りになってないと言うことでしょうね。
街で歩いている人はユーザーがアクセスしていない人がほとんどということは、これはただの固定3Dアニメが流れているということではないでしょうか?
もしそうであるなら、これがエクシングワールドの基本構想ということになります。
街で歩いている人に話しかけても返事はなく、コミュニケーションは特定の場所でしか行えないのではないでしょうか。
それではどのようにその町を歩くのでしょうか?
「SLでは空を飛んだり現実からかけ離れている」という批判めいた表現から、空は飛べないようです。
空を飛ぶなら3D処理は不可欠です。
それがないということは、メニューで「歩く」を選んで3Dアニメに自分のアバターが加わるだけで、キー操作で自由に動かすのではなく決められたコースを歩いているアバターが画像に写るだけではないかと思います。
キー操作で思ったようにアバターを操作するのはSLでもちょっと大変なこともあるので、簡単な操作のために敢えてそのように作りましたと言うこともできますし。
ログインしているアバターの座標情報やアバターの状態、衝突判定など、そういうことは一切省いて、ただ自分の選んだアバターのアニメが写るだけなら開発は難しくありません。
そのアバターについてですが、SLは「アバターがアメリカンコミックテイストで日本人には馴染まない」と書かれています。
この表現はSL黎明期のころ、マスコミのレポーターの方が設定やスキンを変えるという知識もないまま初期アバターのみの認識で画像を載せたり記事にされたことから広まったのでしょう。
ところが実際は、皆さんご存知のように日本人好みでも動物でもモンスターでもロボットでも、どんにでもなれますし、テクスを描いて自分オリジナルのアバターを作ったり、写真を送って実物の人そっくりのアバターを作るサービスもあります。
これに対してエクシングは「アバターが日本人好みのキャラクター」となっています。
これはアバターの設定に自由度はなく、ボディーのパーツを選択で組み立てるからなのだと思います。
頭、眉、目、鼻、耳・・・それぞれをモンタージュのように選ぶのではないでしょうか。
そのアバターを決められたセットされたアニメで動かすだけならサーバーの負荷も軽いことでしょう。
SLの「人気のスポットはポルノ系かギャンブル」w ・・・うーん当たってるかもしれませんw
ガジノが禁止されてから、たしかにインする人は激減したように感じます・・・高レートのカジノのキャンプが懐かしいです^^;
エクシングはというと「公序良俗に反するものは徹底排除」・・・きっとバトルも、とんでもないのでしょうね^^;
この「徹底排除」というところがキーだと思います。
ユーザーが作り上げた施設を常に監視するのは大変です。
それならば、始めから施設はいくつかのタイプがあって、ユーザーはそれを選ぶだけのではないでしょうか。
この中から選んでください、店名と壁の色は選べます、みたいな・・
「高度なプログラミング技術が(不要でビジ?)ネスが誰でもできる」ということからも、スクリプトは利用できず、アクションはすべて用意されたメニューから何かを選ぶのでしょうね。
こういった場所でのみ他のログインしているアバターが同時に表示されるのではないでしょうか。
リンデンのクラブペンギンのようなものかもしれませんね。
以上のことから考えますと、エクシングワールドの仕様はこうではないかなと思います。
こうなる、という予想ではなくて不実告知やパンフレットの記載が嘘にならないギリギリの予想ですが^^;
プリムやテクスチャーなどを使ったものづくりはできない
移動はアニメで他のログインアバターは特定の場所以外では同時に表示されない
スクリプトなどのプログラムは対応しないのでアバターやオブジェクトに自分の考えた動作をさせることはできない
うーん、どうでしょう、ちょっと前のRPGのようなものでしょうか・・
これならロースペックのパソコンでも動きそうですね。
このような内容でもパンフレットの記載は嘘になりません。
むしろ、後でトラブルにならないように、表現にはかなり注意を払っているように感じます。
開発依頼を受けたフレパーネットワークス社の財務諸表をみると、依頼したI.D.R社に対する売上げはすでに計上しています。
その金額からするとやや過小ですが、1億6千万円弱をサーバの増強に充てています。
フレパーネットワークスは今のキオスクのビジネスを見捨ててビズインターナショナル社と沈んでしまうつもりはないと思いますのでこの程度の仕様のものなら納品すると思います。
株主構成からしても、I.D.R社が不実告知で処分されては困りますのでサービスは開始するでしょう。
ただその時期がいつになるのか・・
公開されて、その評価によっては新たに会員になろうという人がいなくなるかもしれません。
会員の方は公開前の今が一生懸命なのかもしれませんね。
こういうビジネスは、そうとは知らずに巻き込まれてしまったり、おつきいあいで断れずにという方も多いのですが、仕組みをよく理解して勧誘だけに熱心な方も大勢いらっしゃいます。
製品に魅力があり、競合するものがなければ、きちんとしたビジネスモデルとして存続もします。
この場合はどうでしょうか?
エクシングワールドについて、もし参加を考えている方が周りにおられましたら、ぜひ皆さんの知識からアドバイスしてあげたほうがいいと思います。
エクシングワールド1
エクシングワールド3
エクシングワールド4
追記
エクシングワールドについてのコメントは、肯定される方、否定される方、皆様おありのことでしょうが、ここに反映することは差し控えたいと存じます。
つきましては勝手ながら、これまでにいただいたコメントもすべて削除させていただきました。
コメントをお寄せいただいた皆様には、誠に申し訳ございませんでした。
ただ、わたしも不勉強なことが多く、新たなことが分かりましたら記事の加筆、修正を行いますので、ご意見はコメント欄にお寄せいただければ幸いです。
結論から先に申し上げますと、これは十分実現できると思うのです。
Takamasaさんのブログにパンフレットが写っておりますが、これがヒントになりました。
セカンドライフとエクシングワールドとの比較のページにいくつかのキーがあります。
まずSLでは、「ユーザーがアクセスしていないときは街が閑散」とあるのに対して、
エクシングでは「自動歩行機能で街はいつも人で(溢れている?)」とあります。(カッコ部分は画面で切れているために推測)
街にいる人が多くても少なくても、インしている通りの条件でアバターを街に反映するほうが技術的には高度なはずです。
閑散な時は閑散、混んでいるときは混んでる、歩いている人に話しかければ返事が返ってくる、そんなSLの通りになってないと言うことでしょうね。
街で歩いている人はユーザーがアクセスしていない人がほとんどということは、これはただの固定3Dアニメが流れているということではないでしょうか?
もしそうであるなら、これがエクシングワールドの基本構想ということになります。
街で歩いている人に話しかけても返事はなく、コミュニケーションは特定の場所でしか行えないのではないでしょうか。
それではどのようにその町を歩くのでしょうか?
「SLでは空を飛んだり現実からかけ離れている」という批判めいた表現から、空は飛べないようです。
空を飛ぶなら3D処理は不可欠です。
それがないということは、メニューで「歩く」を選んで3Dアニメに自分のアバターが加わるだけで、キー操作で自由に動かすのではなく決められたコースを歩いているアバターが画像に写るだけではないかと思います。
キー操作で思ったようにアバターを操作するのはSLでもちょっと大変なこともあるので、簡単な操作のために敢えてそのように作りましたと言うこともできますし。
ログインしているアバターの座標情報やアバターの状態、衝突判定など、そういうことは一切省いて、ただ自分の選んだアバターのアニメが写るだけなら開発は難しくありません。
そのアバターについてですが、SLは「アバターがアメリカンコミックテイストで日本人には馴染まない」と書かれています。
この表現はSL黎明期のころ、マスコミのレポーターの方が設定やスキンを変えるという知識もないまま初期アバターのみの認識で画像を載せたり記事にされたことから広まったのでしょう。
ところが実際は、皆さんご存知のように日本人好みでも動物でもモンスターでもロボットでも、どんにでもなれますし、テクスを描いて自分オリジナルのアバターを作ったり、写真を送って実物の人そっくりのアバターを作るサービスもあります。
これに対してエクシングは「アバターが日本人好みのキャラクター」となっています。
これはアバターの設定に自由度はなく、ボディーのパーツを選択で組み立てるからなのだと思います。
頭、眉、目、鼻、耳・・・それぞれをモンタージュのように選ぶのではないでしょうか。
そのアバターを決められたセットされたアニメで動かすだけならサーバーの負荷も軽いことでしょう。
SLの「人気のスポットはポルノ系かギャンブル」w ・・・うーん当たってるかもしれませんw
ガジノが禁止されてから、たしかにインする人は激減したように感じます・・・高レートのカジノのキャンプが懐かしいです^^;
エクシングはというと「公序良俗に反するものは徹底排除」・・・きっとバトルも、とんでもないのでしょうね^^;
この「徹底排除」というところがキーだと思います。
ユーザーが作り上げた施設を常に監視するのは大変です。
それならば、始めから施設はいくつかのタイプがあって、ユーザーはそれを選ぶだけのではないでしょうか。
この中から選んでください、店名と壁の色は選べます、みたいな・・
「高度なプログラミング技術が(不要でビジ?)ネスが誰でもできる」ということからも、スクリプトは利用できず、アクションはすべて用意されたメニューから何かを選ぶのでしょうね。
こういった場所でのみ他のログインしているアバターが同時に表示されるのではないでしょうか。
リンデンのクラブペンギンのようなものかもしれませんね。
以上のことから考えますと、エクシングワールドの仕様はこうではないかなと思います。
こうなる、という予想ではなくて不実告知やパンフレットの記載が嘘にならないギリギリの予想ですが^^;
プリムやテクスチャーなどを使ったものづくりはできない
移動はアニメで他のログインアバターは特定の場所以外では同時に表示されない
スクリプトなどのプログラムは対応しないのでアバターやオブジェクトに自分の考えた動作をさせることはできない
うーん、どうでしょう、ちょっと前のRPGのようなものでしょうか・・
これならロースペックのパソコンでも動きそうですね。
このような内容でもパンフレットの記載は嘘になりません。
むしろ、後でトラブルにならないように、表現にはかなり注意を払っているように感じます。
開発依頼を受けたフレパーネットワークス社の財務諸表をみると、依頼したI.D.R社に対する売上げはすでに計上しています。
その金額からするとやや過小ですが、1億6千万円弱をサーバの増強に充てています。
フレパーネットワークスは今のキオスクのビジネスを見捨ててビズインターナショナル社と沈んでしまうつもりはないと思いますのでこの程度の仕様のものなら納品すると思います。
株主構成からしても、I.D.R社が不実告知で処分されては困りますのでサービスは開始するでしょう。
ただその時期がいつになるのか・・
公開されて、その評価によっては新たに会員になろうという人がいなくなるかもしれません。
会員の方は公開前の今が一生懸命なのかもしれませんね。
こういうビジネスは、そうとは知らずに巻き込まれてしまったり、おつきいあいで断れずにという方も多いのですが、仕組みをよく理解して勧誘だけに熱心な方も大勢いらっしゃいます。
製品に魅力があり、競合するものがなければ、きちんとしたビジネスモデルとして存続もします。
この場合はどうでしょうか?
エクシングワールドについて、もし参加を考えている方が周りにおられましたら、ぜひ皆さんの知識からアドバイスしてあげたほうがいいと思います。
エクシングワールド1
エクシングワールド3
エクシングワールド4
追記
エクシングワールドについてのコメントは、肯定される方、否定される方、皆様おありのことでしょうが、ここに反映することは差し控えたいと存じます。
つきましては勝手ながら、これまでにいただいたコメントもすべて削除させていただきました。
コメントをお寄せいただいた皆様には、誠に申し訳ございませんでした。
ただ、わたしも不勉強なことが多く、新たなことが分かりましたら記事の加筆、修正を行いますので、ご意見はコメント欄にお寄せいただければ幸いです。
Posted by mizuki at 22:17│Comments(0)
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