2015年02月17日
泣きたいときは泣こう。泣いたら、もう一度歩き始めよう
カーニバルのライブにご出演いただいた よしくん こと、加川よしくにさんの言葉です
生まれてまもなく筋ジストロフィー症であることが判明し、一度も歩けることなく9歳で療養所に入院
現在も療養生活を続けておられます
外に自由に出てインスピレーションを得ることができなくても、音楽は自分の中にある
音楽を愛し、シンガーソングライターとして音楽の道に進むことを決心し、あえて普通の人として生きたいと望みます
この日のライブは大変心に残るものでした
病気であるから応援するつもりで、温かい目で、温かい耳で聴こうと思ったのは間違いでした
どの歌も、自然に心にすうっとしみていきます
若い頃に録音されていたものでした
優しく、のびのびとした歌声、大らかで広がりのあるメロディ、聞いていてとてもうっとりします
歌の合間にトークがありましたが、お声は少し苦しそうでした
ご病気の進行もあるでしょうし、喉にチューブが入っているためです
最後のアンコールで、よしくにさんは、今の自分の声で歌いたいとおっしゃいました
聞き苦しいかもしれないし、チューブのせいでおかしな音が出るかもしれない
それでも、せいいっぱいの今の自分の声で歌ってみたいと
選ばれた曲は「花は咲く」
お声はやはり苦しそうでした
それでも、歌いたいという情熱がいっぱいに伝わってきます
花は、花は、花は咲く~
よしにくさんの咲かせた大きな花が、みんなの心に残りました
ヤナちゃんがよしくにさんのライブを動画にアレンジしました^^
https://www.youtube.com/watch?v=xiFiDz0PVLg
yumixさんがライブをすべて撮影しました^^ なんと1時間13分!
https://www.youtube.com/watch?v=8QCMX8ehGIk&feature=youtu.be
加川よしくにさんのインタビュー記事「歌はさずかりもの」
http://www.niyoniyo.net/vol7/hitolibrary/kagawa/kagawa.htm
加川よしくにさんのHP
http://www14.plala.or.jp/yoshi-3977/