大和との出会い

mizuki

2007年09月14日 00:48


旅行が大好きです。
ツアーでもフリーでも、友達とでも一人でも、旅行は大好き。
そして、ショッピングも大好き。
そんなわたしは、すぐにSLにはまってしまいました。
名所を尋ね、フリービーを買いあさりまくります。

ジェーンブ、タダ!
まさにエジプトのオミヤゲヤさんが、客寄せにはりあげる声の通りw
わたしも、ジェーンブ、タダ!と呟きながら、夜遅くまでショッピングにのめりこむのでした・・・

そんなある日、わたしをSLに誘った友達が、すごいのを見つけた、とあるSIMに連れて行ってくれました。
テレポートした先は、目の前にゴチャゴチャした形の建物が見えます。
なに?九龍城?
友達に続いて飛び上がり、その全貌が見えたときわたしは息を呑みました。

なんて美しい船なんだろ・・・

戦争の兵器なのに、まっさきに頭に浮かんだのはそのことでした。
友達が、大和だよ、と教えてくれました。
名前やその歴史は知っていても、見たのは初めてです。
大和の周りを飛び回り、恐る々甲板に降り立った時、感動に包まれて鳥肌立ちました。

あ、わたし大和の上にいる

それは何だか、とても不思議な感じでした。
赤ちゃんに戻って母や父に抱かれているような懐かしい安心感。
温かくて、ふんわりと包まれて、まるで優しく愛撫されているような安らぎ。

え、なんで?

冷酷で残酷な戦争の道具なのに、
大砲もいっぱい生やしている人殺しの船なのに、
冷たい鉄の塊なのに、
それなのに、そこから感じるのは
大いなる安らぎ、
力強い優しさ、
包み込む温かさ、

一体どうしてなの

それから、わたしは度々大和を訪れるようになりました。
丘の上に立って静かに煙を吐いている大和をずっと見つめていたり、甲板に立ってその安らぎに包まれていたり、それだけで不思議と心が癒されて元気になるのです。
おかしいですよねw
自分でも良く分かりません^^;



大和